高齢化に伴い難聴を訴える方は増えています。しかし補聴器をいつどこで購入するのが良いか。悩まれているご家族も多いのではないでしょうか？
実際、購入後のトラブルは増えています。
具体例を挙げると。
1）電化製品なので基本3～5年で壊れます。その説明なく「一生使う物ですから・・」と高額な補聴器を売ってしまう業者さんがいます。
2）補聴器購入後に来院。耳垢が詰まっていただけの方もいました。
3）購入するタイミングが早すぎて「音が響くから・・」と使わなくなってしまう方もいます。
このようなトラブルを避けるため当院では補聴器専門の外来をもうけています。
1）補聴器メーカーに偏りが生まれないよう3社から選択する事が出来ます。
2）最低でも一月は試用期間を設けるよう業者さんに指導しています。
3）「補聴器適合検査」を行う事が出来ます。
補足：「補聴器適合検査」とは？
補聴器の特性を調べた上で、補聴器を付けた状態で言葉が何％聞き取れるか検査します。
施設基準を満たす必要があり、かつ時間と手間がかかるため一般のクリニックで行っている施設はとても稀です。
補聴器は便利なアイテムですがリハビリテーション的な要素があります。
ご本人にやる気（意志）がないと難しいです。導入のタイミングも重要ですから、購入する。購入しない。の二択ではありません。
まずはお気軽にご相談ください。
